ここが嫌!Amazonのサブスクリプションサービスは便利だけど最初から自動更新にするのは止めて欲しい
こんにちは。昨晩は家に帰る途中から眠くて眠くてしょうがなくてブログ更新を諦めました。正確に言えば、気がついたら寝ていたので判断の余地は全くありませんでした。(3:00AMに起きてこたつで寝ててビックリしました)
さて、今回は表題の通りのお話です。Amazonって最初はただのショッピングサイト、ECサイトって言われる類の小売業、流通業だったと思います。
もしかすると、最初から他にも色々なサービスに手を付けていたのかもしれませんけど、私の理解では創業最初の業務ドメインは小売業、流通業です。(間違えていたら理解を改めたいので教えて下さいね)
Amazonにはサブスクリプションサービスが沢山ありますよね
でも、今はその業務範囲から派生したもの、全く違うアプローチのもの、沢山のサービスを提供するサービス業的な面も大きくなり、これがAmazonであると一言で説明するのは難しくなりました。
つまり、最早「AmazonはAmazonだよ」という説明の意味が無いくらい常識的でいつもそこにある便利な何かという存在に成長しました。その中でもサブスクリプション(定期購買)サービスは非常に優秀でお買い得なサービスが多いです。
私が契約しているのは、Amazonプライムだけですが、以下のような物がパッと頭に思い浮かびます。
- Kindle Unlimited(電子書籍読み放題)
- Amazon Music Unlimited(音楽聴き放題)
- Amazon Driveストレージプラン(容量によって色々)
- Audible(外部ではあるけど提携関係)(オーディオブック・コイン制)
どれも素敵ですが、Amazonプライムは、動画見放題(専業よりは少ないけど)、送料無料、送付お急ぎ無料、Twitchプライム無料、セール時優待、その他もろもろ盛りだくさんです。
それなのに相当お値段勉強して貰っていて、私は感謝しつつ使わせて頂いています。
Amazonのサブスクリプションサービスは便利だけどここが嫌!!
先に書いたようにそれぞれのサービスは素敵だし、自分が欲しいものを扱っている場合はとてもとてもお買い得です。前提として「自分が欲しいものを扱っている場合は」という条件が絶対ですけどね。
逆に言うと、そんなに興味が無い場合は決してお得ではありません。順番としては以下のようになります。
- 面白そうと思ってちょっと触ってみる。あまり興味は無くても新しい仕組みは物珍しいのでイジっては楽しむ。
- 元々中身にそんなに興味が無い場合は、だんだん飽きてきます。
- 当然あまり活用しなくなります。
- 存在を忘れます。
- 解約することも忘れます。
- 中身を全く利用しないのに自動でお金を支払う養分に成り果てます。
極端ですか?ダラシなさ過ぎですか?最初の2-3段階目で解約するだろう普通?確かにそれは正論です。
その一方で、最終段階まで突き進んで逝っちゃう人、ここで読んでて「ギクリ!」となった人いらっしゃいますよね。いえ。良いですよ。私も同類ですからね。
でも、これ自分が養分になってしまったことに気がつくと悲しいですよね。だって、「だらしない」とか「判断力薄弱」とか「お金無いくせに財布の紐が緩い」とか「ネギしょったカモ」とかだということに嫌と言うほど気がついてしまいますからね。
マゾで自虐が大好きならそれは個人の趣味や生きがいの領域なので触れませんが、私はそうではありません。
やっぱり、自分がそういう状態にまんまとハマっていることにショックです。
Amazonは自社のサブスクリプションを既定で自動更新にするのを止めて欲しい
私はAmazon Music Unlimitedサブスクリプションに申し込みをしました。
正直に言います。ちょうど無料体験キャンペーンをやっていて、無料体験に参加するだけでAmazonポイントを貰えると聴いて「わーい」と申し込んだのです。
勿論無料期間が終わる寸前にサブスクリプションを解約する気満々でした。
私はクラシックやジャズは好きなのでたまに聴いていますが、音質に拘るわけでもなければそんなに四六時中聴く訳でもありません。お金を払ってまで聴くほど好きな訳でもなくインターネットラジオで十分と感じる程度なのです。
こんな性根で申し込んだことの罰でしょうか?見事に最終段階に達し、頂いたポイントを超えるお金を支払っていたのに気付いた次第です。
自業自得、責任転嫁、八つ当たりというのは重々良く分かっていますが、やはりこの自動更新は良くありません。
Amazonのレビューにもこう書きました。
お試しと思って初月登録しました。確かに値段も安いしとても良いサービスだと思います。でも、結局数曲聴いただけで存在を忘れていました。つい先ほど引き落としに気がついて、キャンセルしました。
気がつかない私も注意力が良くないですが、そもそもの仕組みとして無料体験なら自動更新を既定にするの止めて下さい。それは顧客の手間を省くという良い面もありますが、自分に必要かどうかを選択する余地が減り結果的に顧客満足度を恐ろしく下げます。
Amazonの他のサービスも殆ど全て同じような立て付けですが、止めた方が良いです。こういう作りだと本当に興味があるかもしれないサブスクリプションサービスでも登録するかどうか悩んで結局止めるかもしれません。
何故ならこの仕組みは顧客のキャンセル過失をAmazonの儲けとして期待しているように見えるからです。
「Amazonはフェアな取引をせず、うっかりを期待して仕組みを作るアンフェアな会社だ」と思われる方が短期的な利益よりAmazonにとって莫大な損失になる日がこのままだときっと来ると思います。
ええ、分かっていますよ。みっともない話です。
サブスクリプションサービスはAmazonのサービスに限らず大概自動更新されるように自動設定されている物です。そうはいっても人間ですから物忘れくらいしますよ。
買うかどうか分からない検討段階の状態の人に(その実ポイントあげるという巻き餌に寄ってきた意地汚い人ですが)自動更新は良くないですよ。
何か他に同等以上か、ちょっと劣るくらいのECサイトやサブスクリプションサービスが提供し始めたら、そちらへの引っ越しをまず検討するだろうくらいには「嫌だなあ、こんな仕組み」と思いました。
例えば、纏めて期間登録したら安くなるけど単月契約で自動更新無しにするとか
それじゃ商売にならないですか?Amazonほどの会社で顧客の過失を期待するのはあまりに残念な気がします。
レビューにも書きましたが、客に好かれるような仕組みしたほうが長期的に得だと思うのです。
今回Amazonと名指しで特定して書きましたが、サブスクリプションサービスの場合そういう仕組みにした方がきっとサブスクリプションの客が増えます。
もし私がPaypalみたいな支払い仲介業関係者だったり、クレジットカードの関係者だったら、自動更新に対抗して利用者が支払先を指定して支払期間を前もって支払いを止める機能とそのことでサービス提供先ともめない仕組みを作って無料で提供をします。
それをした途端に私みたいな「サブスクリプション契約を止めるの思い出して実行するのが面倒くさい」と思うような人を囲い込んで結果的に儲けることが出来ると思うからです。
捕らぬ狸の皮算用ですが、どこかやりませんか?
まあ、AmazonにPaypal払いは出来ませんけどね(これもなぜだかよく分かりません。AppleがなかなかAmazonを正規代理店にしなかったようなしがらみやら何かがあるのでしょうか?分かる方是非お教え下さい)