自分用マニュアルのススメ!!自分以外の誰かに何かを伝えるのはとても難しい
そんなこと知ってます!!って反応が目に見えます。でも、実際に何かを伝える状況になると意外と忘れてしまうものです。
きっかけは世にはびこる教えてちゃん
昨日はブログ友達のたぐちさんがこうつぶやいていらっしゃいました。
仕事だったらいちいち相手するのが時間ロスになるのでFAQ作って「これ読んで分からなかったら聞いてね」って投げます。読んでも分かりにくいところを指摘されたら追記してます。私生活だとあまり困ったーと思うほど酷い人に出会わないです。
— DAC (@daccot) October 22, 2018
「うん!判る判る!」と思いつつ、自分ならこうするよというリプライをしました。
この受け答えには条件があります。普段づきあいの中では出会わない…裏を返せば、仕事上嫌と言うほどそういう人に付き合う状況が日常的ということです。
何度も同じことを訊いてくる
まさに教えてちゃんの定義そのものと言える行動です。訊き方はその人の性格によって千差万別です。すまなそうに口火を切る人、その対極で教えるのが当たり前みたいにふんぞり返る人もいます。いずれにせよ面倒くささと教え直す不毛さは大差ないです。
ただ、私が仕事上面するのは主に後者です。なんとも図太い神経をしていますが、その自覚の無さというのは態度に関わらず同じです。覚えていないことに何の痛痒もないし、行動に全く改善の兆しがありません。
私の特殊事情も少しあります
大したことでも無いのですが言葉と文化の壁があります。
私が相手をしているのは、主に欧米と中国、香港、台湾の方々です。話には聞いたことがありますが、彼らは自己主張してなんぼという思考を自然に持ち合わせているので、最初に来るのは責任の所在です。
一言で言えば「私が分かるように説明しないあなたが悪い。」です。逆立ちしても私には真似できない思考プロセスなのですが、そこはそういうものなのだろうとまずあるがままに受け止めています。
当然責任を認めるなんてあり得ないですが、思考の癖がそういう物だと理解しないことには対処が出来ないのです。
とりあえず説明のロジックや要素の抜け漏れを探す
彼らも別に頭がおかしいわけではないので、相応に理屈をこねます。
そこで彼らの主張と自分が行った過去の説明の中で、妥当な指摘と捉えられるところと無理筋な主張を切り分けます。彼らはロジックが大好物ですが、そもそもロジックの論点がおかしかったり立脚点が事実誤認があることも少なくありません。
それを突くと案外素直になることが多いので、まずは受け付けて取捨選択に専念します。
逆に自分に非があったり不足があったら謝って正す
私は完璧にはほど遠いポンコツなので、そこでボロボロと自分の非や不足に気づくこともままあります。
その場合は即座には謝って改善策を幾つか講じます。それが成果が出るかどうかは実際にやってみるしかありません。
一つ大事なことは、その取捨選択のプロセスを再現性があるように記録し広く共有することです。そうしないと人間ですからすぐに忘れたり、誤解が生じる余地が出来てしまいます。
色々書きましたが、私も悩み中
別にこれ完成された対処方法じゃありません。日々、今も悩みの種です。
何で理解に至らないんだろう?何で忘れちゃうんだろう?そんな疑問が頭の中をぐるぐると渦巻いています。
質疑応答に限らず自分以外の誰かに何かを伝えるのはとても難しいです。この難題には全ての先達達が挑み負け続けたものなので、いかんともしがたいのです。
そうとはいえ、諦めて尻尾を丸めたり遠吠えするのも業腹ですから日々挑んでは喜怒哀楽を繰り返しています。従って、ビシッとした結論が私にもないのです。
ただ、他の人はどう取り組んでいるのかもっと知りたいな、と思って記事にしてみました。
マニュアルを作ってあげるんじゃ無くて自分用マニュアルを作って貰うのはどう?
他の人の理解の仕方は自分とは違います。一生懸命噛んで含めるように説明しても分かってくれなかったり、一旦納得したみたいでも何度も聞かれたら悲しくなりますよね。それでは、教えているときに相手に実際にその時理解したことを自分用マニュアルに纏めて貰うのはどうでしょう?この本の最終章に作り方があります。
また、こちらの記事も参考になると思います。
wol.nikkeibp.co.jp
自分でその場でまとめたマニュアルがその人のその時点の理解なんです。その内容を読んで足りないところを足したり、間違えていることを直していくと理解がお互いに近づきます。
一旦その人の自分マニュアルが出来たらコピーするとかPDFファイルにしておきます。そして、また質問をしてきたときにその内容を使って再度理解し治して貰います。きっと前回より短い時間でより正しく理解しやすいんじゃないでしょうか?
わざわざ目の前で一緒にして貰うのは面倒ですけれど、そういう人の「後で」は信用してはいけません。書いた内容も本人は雑に扱ったり無くしてしまうのがオチなので手元保管するのが良いのです。最悪時間が割けないときは、「これを読んで自分で思い出して下さい」と任せちゃうことも出来ますしね。