Publish while resting-ぐだぐだわーくす

BLOG that considers the world funny conquest. Worship me (* 'ω' *

向き合うは一時の覚悟、逃げるは大損!今すぐ誰でも出来る批判的はてブ対処法

f:id:dacs:20170531000849j:plain:w760

こんにちは、DACです。

今回は、よく見かけるはてブとブロガーの衝突、その対処法についてお話します。

はてブネガコメへのブロガー反応

びっくりして泣き叫ぶ初級者ブロガー

今日も今日とて初級ブロガーA(推定月間PV:35,000)が駆け込んできた。

DACさーーーーん!ひどいんだよ、あいつら!せっかく楽しく書いていたのに。互助乙って!アフィ子ねって!!クソ記事書く暇あるならパンツ頭に被って寝てろやボケって!!

なんだ、Aくん。またブックマーカに泣かされたのか、君は。(まあなんだ。他はともかく最後のは即座に殴っていいぞ)

DACさんなら、秘密道具で連中ギタギタにできるでしょ!ねっ、お願いしますよ、先生。この通り

(無茶苦茶言うな、このあんちゃん…こちとらドラえもんじゃないんだから)

思い切り演出過剰ではあるが、似たような話は初級者から中級者に足がかりし始めたブロガーとはてブ周辺の衝突として腐るほどある。

そうというのも、それまでは近くで仲良くしているブロガー同士の波風少ない内海できゃいきゃい楽しく褒め合って少しずつ成長してきたものの、はてブ数20あたりからは外洋である。同じ感覚で褒めて貰えると思ったら大間違いで、ちょっとした波やら批評やらが来るとシュンとなってしまう。まして今までの仲間内に支えられて外洋に到達したなら「互助乙」は回避しようがない。



これらは初級者ブロガーから中級者にステップアップするには避けては通れない洗礼である。

とりあえず使えるものはネガコメでも使うか平穏無事を装う上級者ブロガー

一方、上級者ブロガーはこうだ。
イケイケ上級ブロガーB(推定月間PV:250,000)

ふふふ、今回のこのタイトルは出色の出来だ。あざとい!あざといぞぉおおおっ!!アホ共纏めて釣って釣って釣りまくるぞ!毎度毎度爆釣で笑いが止まらんわ。
右も左も分からん初級者なんかは、有難がって自ら養分になるおめでたさだし、はてブのネガコメは牧羊と変わらん。息巻いたところで実質チワワ未満。
ま、PV稼ぎの養分としてせいぜい頑張ってね。

まあ、とんでもなく酷い悪役に仕立てあげている。でも、「ネガコメだろうが何だろうが、要ははてブだから導線になる点はどれも同じ」的な捉え方をもって上級ブロガーが批判に見切りをつけるのは別に珍しい反応では無いように思う。
安定上級ブロガーC(推定月間PV:800,000)

みんな仲良くすればいいんじゃないかな?え?ネガコメ?うーん、私よくわかんないなあ…(汗ダラダラ)

数多の試練と血で血を洗う闘争に打ち勝ち、達観して諦めの境地というか平穏無事をアピールする上級者もそれなりにいるだろう。

ちょっと待て!どれもこれも凄くおかしいぞ!!

上記は適当に捏造したキャラクタだが、このように内心思っているブロガー全員に言うぞ。

考え違いしてないだろうか?自分から見ると、箸にも棒にもかからないくらいとんでもなく間違えている気がしてならない。

自分の意にそぐわないコメント全てがネガコメではない!

自分の意にそぐわないコメントを全てネガコメと切り捨てるようにレッテルを貼る風潮にはウンザリだ。実際の内訳はざっくり以下のように分かれる。

異論・諫言の提示(非ネガコメ)

よくよく見れば理屈がちゃんとあったり、寄って立つ根拠があったりすることも少なくない。そういったコメントはいかに気に入らなくても一通り傾聴する価値がある。

感情の表明(非ネガコメ)

批評というほど整った論理構成に至らずとも、喜怒哀楽その他の感情を示す反応もあるだろう。それらは純粋な読者の反応だろう。好意的なものもあれば、悪感情のものもあるだろう。仮に悪感情だからと言って、即それがネガコメというのも違う。おおよそ反応の雰囲気・空気がどう流れているかを示すものと見た方が良いだろう。

誹謗中傷(これが真性のネガコメ)

根拠薄弱または根拠皆無な決めつけの類であれば、会話の意図は殆どない。これらは最初からポジショントーク的に使う単語も固定的でバリエーションも多くない。この種であればネガティブコメントと言ってよい。

全てのブックマーカはどれも大差ないというのは勘違いだ!

どうもブログメインの人の観点では全てのブックマーカは一律ブックマーカという群体で捉え、品質的にも性質的にも等価と捉えている風潮が垣間見える。

それは違う。ピンキリだ。キリではピンを測れないし、多くある誤解はそのようにして底辺を全体化することで生まれる。

ブックマーカは個人であり群体的な共通意思などない

群体として機能するはてなブックマーカといった明確な連携は存在しない。おおよそ近しい考えを持つ場合お気に入り機能などで繫がりやすい面はある。

しかし、基本的にブックマークは個人に帰属するし、品質も紐づけられた個人に依存する。ブックマーカというざっくりした群体的概念や数字として捉えると正体不明な化け物を生み出してしまうが、ちゃんと見れば個人個人は違う。

はてブは匿名だが個人とは必ず紐づく

初級者によくある大きな勘違いの一つに、はてブは匿名で無責任というのがある。それは明らかな間違いだ。

ブックマークに紐づいた個人が必ず実在し特定できる

実名でないという意味では多くにおいて匿名と言えば匿名と言えなくもないだが、ブックマークは共有を前提とする。プライベート化していないIDは個人との紐付けがされている。

来歴が辿れる

ブックマーカ本人の否応なくIDに紐づいた過去のはてブの来歴は個人のブックマークページに集約されている。公開されているならば、その来歴は誰でも辿ることが出来る。コメントを公開し共有を前提としているなら、来歴は公開せざるを得ない。

ブックマーカのコメントを正しく評価するには

特定のエントリに着いたコメントはその断片であり、ブックマーカ個人に辿り着くためのとっかかりに過ぎない。そこだけに目を奪われると間違える。まず、バイアスを削り、そのうえで何を言っているのかを見ていこう。

個人の持つバイアスを差し引く

個人の発言には必ずバイアスがかかる。バイアスの種類、程度を把握し、差し引く必要がある。

個人の持つバイアスの見つけ方

個人が持つバイアスは、紐づいたコメント来歴で一目瞭然だ。

  • アフィ批判に偏るなら「嫌儲だな」
  • 互助批判に偏るなら「嫌互助だな」
  • 根拠薄弱な中傷しか無いなら「世界の不幸を一身に背負った修行僧だな」

ざっくりしていい加減に見えるかもしれないが、この推量は当たらずとも遠からず。少なくとも単一のコメントだけを見るよりは遥かにはっきりとバイアスが見える。これを差し引いてみよう。

ブックマーカを要素でプロットして把握する

バイアスを指し引いたら素の発言の意図が見えてくる。とはいえ、それだけではまだボンヤリしているだろう。もう少し分かりやすくしてみよう。

例えば、事実性(客観的な事実性・論理的整合)をX軸とし、発言の建設性や可塑性(前向きな変動を織り込む力)をY軸としてブックマーカをプロットしてみると良い。

f:id:dacs:20170530214337p:plain:w760
ここで自分は右上にいけばいくほど品質の高い出力を担保した優秀なブックマーカ、逆は左や下に位置するものは品質が低いと仮定している。

勿論、判断に際してその人なりの別の基準を付け加えても構わない。考える材料としてご参考までに以下を例示する。しかし、是非自分なりの見方を付け加えて欲しい。

  • 単体での情報収集能力があるか否か
    • ホットエントリに依存しているか否か
    • 有名ブックマーカへのお気に入り頼りか否か
  • 独自性のある考えを出力しているか否か
  • SNS等他の断片情報ツールとの併用があるか否か
  • ブログでの出力があるか否か
  • 過去のブックマーク数が一定以上か否か
  • 扱っているジャンルに偏りがあるか否か

向き合うは一時の覚悟、逃げるは大損!今すぐ出来る批判的はてブへのブロガー側対処法

上記してきた通りブックマーカを一律に見ない方法を手に入れたなら、批判的なはてブに遭遇して即座に正気を失うことは無くなり向き合うことが出来るだろう。

そのうえで、ブロガーとして以下の覚悟で批判的はてブに対処することを勧めたい。


檄(げき)を飛(と)ば・す の意味
出典:デジタル大辞泉
自分の主張や考えを広く人々に知らせ同意を求める。また、それによって人々に決起を促す。飛檄。

初級者から中級者に向かうブロガーのあなたに檄を飛ばす

第一の覚悟:評価されることを恐れない!

上記した通り、ブックマーカとブロガーはお互いに評価し合う関係だ。そもそも書いたものを公開して読んでもらう以上、評価されることは不可避であり恐れてはならない。

第ニの覚悟:凹む暇があるなら、異論に学ぼう!

自分の意にそぐわないコメントを見つけたからといって思考停止して凹むのはやめて欲しい。心情に寄り添わない冷たい突き放し方になるが、Webは仲良しクラブではない。意見の相違はあって当たり前だし、多様な意見には一定の存在価値がある。それを認められないのであれば、自分の想定閲覧者を絞り、その旨の断り書きをして多くの流入を望むべきではない。

第三の覚悟:不当な言いがかりや中傷は絶対受け入れない!

但し、不当な言いがかりや中傷は断じて受け入れてはならない。自分が書いていないこと、本意ではないレッテル貼りを許すのはあなたの尊厳に関わる重大事だ。相手の言い分の妥当性を判別し、もし納得出来ないなら相手の理屈には疑念を呈し抗うべきだ。

第四の覚悟:支えてくれる人たちのことを決して忘れない!

場の空気として一定の共感が集まっているなら、一部の異論や中傷に凹んでそれらを見失わないで欲しい。それらはとてもとても大事なあなただけの宝だ。絶対に無碍にしてはならない。

既に上級者ブロガーと自他共認めるあなたに檄を飛ばす

繰り返しとなるが、はてブやTwitterのような文字制約が大きい媒体は、強いバイアスが必ずかかる。それを知る上級者ブロガーは、ブックマーカとの意思疎通に関して諦めの境地に至る人が多い。

第一の覚悟:アクセスされたなら読者にしっかり読んでもらおう!

そうとはいえ、実は出来ればブログを始めた頃みたいに、反応を手の中に感じ取りたいのではないのか?個々の読者の消え去る程膨大な流量を得ても尚、ブロガーとしての根っこはきっと変わっていない。少しづつでも読者に向き合う流れを生み出した方が建設的な流れになるように思う。

第ニの覚悟:露悪的な姿勢や無関心な姿勢も程々に!

別にわざわざ悪く見せたり、知らんぷりしなくてもいいと思うんですがね。なんかあずかり知らない理由があるのでしょうか?気になります。

終わりに

偉そうに激を飛ばしたが、自分がどこまで出来ているかと言えば不足も多い。手が回らず力量不足を痛感することも多いし、油断すれば間抜けな言動でポカをやることもは数知れない。
だからこそ、何が大事であるかという自分なりのブロガーとしての矜持を作り、いつでも頭のどこかに置いておきたいと考えている。
まあ、それも出来ないくらい疲れてヘタレたらパンツ頭に被って寝てることにするさ(*‘ω‘ *)

蛇足だが

このエントリには当初具体的なブックマーカーを当て込んだものを想定し作成していた。しかし、それではエンターテイメントになり、本来ターゲティングした対象へのリーチが出来ないことから断念した。

要望があれば、小生のバイアスがバリバリにかかったプロットを作り上げお見せするのもやぶさかではない。特にブックマーカー本人の希望が有れば優先的に提供する。*1

*1:id:copperpot 誤変換教えて下さって有難うございます!助かります。