色々な視点が出尽くして、その一連の流れを俯瞰して見えるって素敵
キュレーションの本来あるべき姿勢はこうなのでは?
まなめさんの記事を読んで思った。
maname.hatenablog.com
昨今、お粗末なキュレーションサービスがWebを汚染しまくって問題になっている。でも、本来キュレーションって言うのは色々な視点が出尽くして、その一連の流れを俯瞰して初めて見える素敵な流れを見せることなんじゃないかしら?
個人ニュースサイトは昔の超巨大な存在感は無くなってしまった。でも、今も昔も個人ニュースサイトでは、素材としてのWebリソースをつぶさに細かくよく見ている。ミクロ的な部分は勿論だけど、全体の傾向、要素、話の流れをじっと見ている。キュレーションサイトがその場その場の断片の上っ面を舐めて大量消費するのとは対照的でしょう。
勿論、観察するには一定以上の時間、それぞれの論点・要素を分解してから骨格を掴み切る必要があります。適当に眺めているだけでは、個々のミクロな違いに振り回されて混乱するのが関の山です。
まなめさんには是非夢物語と言わずに試行錯誤して実現してほしいと思いました。とっても素敵なことだと思いますよ。
リスペクトでまなめさんの記事に合わせた絵を作ってみた
毎度おなじみ「いらすとや」さんの絵をちょこちょこっと組み合わせてみました。
ニュースに対してネットユーザーはどのような反応を示すのか、一つのニュースに対してさまざまな視点からのコメントが寄せられるときの流れを見ることができる。例えば、絶賛されるエントリにもある程度の人気が集まると、逆張りとも言える反対の意見があがり、比較・評価されていく中でそれぞれの視点・立場でのエントリがあがっていき、最後には締めとなるエントリがあがる。
個人ニュースサイト管理人としてやってみたかったこと - まなめはうす
個々の部分を展開順に絵にするとこんな感じかしら…とか。
絶賛されるエントリにもある程度の人気が集まると、逆張りとも言える反対の意見があがる
集団同士の争いを表現したかったのですが、戦争とか殺し合いの絵はちょっと違う気がしたのでこうなりました。別に意見Bが悪なのではありません。対立集団のイメージです。
比較・評価されていく中でそれぞれの視点・立場でのエントリがあがる
集団同士二つの塊の対立のようで、現実はそう単純に分類できるものではないでしょう。ただ、対立軸の中ではおおよそ二分出来る。その中でも噛み合っているところ噛み合っていないところが明確になっていく。同一意見のはずの集団も一丸となっている訳ではなく中間寄りであったり、調整型の人も含まれていたりする。議論が進めば進むほどそういった違いもはっきりして新しい流れが生まれていく。
最後には締めとなるエントリがあがる
最後まで全員がついてこれるかどうか、こんな感じに奇麗に心洗われる展開になるかと言えばそんな訳もないのだけれど…。それなりに双方が矛を収めるに足るような締めは大抵のケースで満を持して出てくる。
かなり変則的なエントリになったけど
こういう感想型エントリも昔はよく見かけたような気がして書いてみました。(もしかすると、やっちゃった系かもしれないけどご笑納ください)