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Twitterの「イイネ!」機能、はてなブックマークの「idコール」機能なんて、さっさと削れ!

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こんばんは。今日も今日とて、夜の東京をテクテク歩いていた私です。比較的元気です。

Twitterの「イイネ!」機能の廃止検討の噂

ところで、最近Twitter社がTwitterの「イイネ!」機能の廃止検討をしているという噂を目にしました。

Twitter社の当面の姿勢

火元は創業者の一人のドーシーさんとのことですけどね。どうやら公式には否定しているらしいのですが、人の口には戸は立てられないと言うことでしょうか?

そもそも何で無くすこと検討しているのかしらん?

「イイネ!」機能は健全なSNSのためにはない方が良いということだそうです。公式の中の人がどこをどう不健全に考えているのかさっぱり意味が判りません。確かに沢山の「イイネ!」が付くと特に見たくない内容でも強制的に見せられてしまうとか、「イイネ!」自体フェイクニュースを拡散するのに便利だろうとか、「何だかなあ」な面はあります。

個人的には別に「イイネ!」数で評価付けする機能は要らない

究極的に個人用ブックマーク機能があれば良い

私が「イイネ!」機能で必要としている部分を究極まで絞り込むと、ブックマーク的に私自身が後で読み直すことが出来る印付けの機能だけあれば良いですよ。

確かに読んだつぶやきにすぐさまコメントが入れられないから、つぶやき主に「読んだよ」と伝える機能は有難いです。でも、そもそも相手にとってその「読んだよ」的な記号が邪魔になることもあり得ると思います。ある種の気持ちの押し売りですからね。

数字集めとか他人の目線とかいちいち気にしてたらつまんない

それに私は「読んだよ」以外に「イイネ!」の意味や「ナニコレうんこ?」の意味などネガポジ構わず使っています。よく新聞記者やらジャーナリストが保身だか保険だかのために「RTやイイネ!、リンクは必ずしも同意を意味しません」とかみっともない自意識過剰な但し書きをしていますが、個人的には当たり前すぎてそんなこと書く意味が判りません。そんな面倒くさい誤解をされるくらいなら、「イイネ!」はそれをつけた当人以外に見えなく出来れば良いのにとすら思います。

SNSはアカウントとアカウントの間で関係性を作ってコミュニケーションが自然発生的に起こりやすくすることを主眼に作られたプラットフォームだろうと私は勝手に思い込んでいます。しかし、現実はコミュニケーションより拡散のしやすさや数字集めの道具として誘蛾灯に寄りつく蛾のように人が群がって成り立っているのが実態のように見えます。勿論これは私の偏見に基づく勝手な解釈ですが、当たらずとも遠からずなんじゃないでしょうか?

おっと、寄り道が過ぎました。挙げた例に常日頃からムカつくものがあるのでつい毒づいてしまいました。とにかく個人的には記録機能だけあれば「イイネ!」がどうなろうと構いません。

ブックマークと言えば、はてなにも行き先を見失ったサービスがありましたね

ソーシャルブックマークという立て付けで、ブックマークなんだかTwitterの出来損ないなんだか分からないようになった「はてなブックマーク」というサービスです。多くの人が興味を持って、人力でタグやら評価付けやらを行うことでより良いコンテンツほど目立って閲覧者を集めることが出来るだろうということで非常に人気を博しました。

しかし、現実のところはそうなってはいませんでした。確かに閲覧者集めとかブックマークの数集めに必死になる人が増えました。一方で、ブックマークを利用している人達の嗜好や考え方の偏りはどんどんおかしくなっていきました。目利き的な人ばかりが集まってフラットに評価付けをしているなら良いのです。しかし、常連的に集まるのは吊し上げたり嫌味なことを書いてはいっぱしの評価をしているつもりの人ばかりになっていきました。

はてなは、その当初からidで対象に伝達を行うことでコミュニケーションを促進する機能を標準的に各サービスにつけていました。しかし、これもコミュニケーションではなく、罵倒やら嫌がらせの手段として使われる方がどんどん多くなっていきました。なるほど有意義な使い方をしている例も探せばあります。けれど、出自がブックマークで文字数制約もきつい上にストリームみたいな連続性も担保出来ない言い切りのツールにidコールなんて機能を付けたらますますどうしようもなくなるのはわかりきっていたはずです。

どうにもならないところまで来てようやくはてな運営にまともな感性の人が入ったのか、更なる狂気に突き進むのかは私には分かりません。とりあえずのところは良い話だと思いますが、「はてな」には期待を裏切られた記憶の方が圧倒的に多いですから期待はしていません。

なんにせよ棚卸しや方向転換は手遅れにならないうちに早めにしましょう

Twitterにせよ、はてなブックマークにせよ、遅きに失した動きだなあと私は思います。

今ある物を棚卸しして、何が必要で何が不要かを見極めて方向転換するのはとても勇気がいることです。でも、何のために用意したツールなんだろうという原点に立ち返れば、自ずと方向性を定められるのではないでしょうか?ウィンチェスター・ミステリー・ハウス(今回のタイトル写真)みたいになってからではどうにもならないですよ。

ちょっと古い本ですが今のネットも大差無いのでこういった本はいかがでしょうか?

きっと「ああ、よくいるよくいる」と思うはずです。ネットは日進月歩のように語られて持ち上げられますが、その実は中にいる人間が殆ど行動を変えないのでむしろ停滞し、衰退しているんじゃ無いかというように私は感じています。