Publish while resting-ぐだぐだわーくす

BLOG that considers the world funny conquest. Worship me (* 'ω' *

煽りじゃないよ!君のブログ一年後息あるの?

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こんにちは、DACです。

今日はブログの継続とPokemon GOのお話です。継続の話は「またかよ」と思われるでしょうが「そうです、またです(*‘ω‘ *)」。大事なことなので何度でも書きます。

ブログは継続こそ一番難しい

何度も口酸っぱく書いてきたとおり、ブログは継続こそが難しい。

しかし、数字をもってそれを示して来なかったので、今々自分がブログを普通に運営している方にはイマイチその実感が伝えきれませんでした。恐らくは他人事だと感じたでしょう。殴られたことが無い人に殴られるとはどういうことかを伝えるのは難しい。戦争を知らず興味を持たない人に今この瞬間もそこここで起きている凄惨な現実は伝達できず、糞どうでもいい数々の炎上案件の方がよほど伝わるのと同じです。

有り難いことに数字を調べ、伝えてくれたブログがありました。こうなるとインパクトが変わってきますので、それを示しつつ話をします。

ブログの一年後の生存率は30%

元ネタ

www.procrasist.com

すべからく全てのブログは常に淘汰されるべき存在

以下のような数値を示されています。

  • 3ヶ月続くブログは70%
  • 1年間続くブログは30%
  • 2年間続くブログは10%

ざっくり言うと一年後約1/3しか生き残りません。2年後は、1年後の1/3しか生き残りません。ですので、「今もう2年生き残っているからこの調子でいけば大丈夫だよ。経験値積んだし。そういう継続で心配するのは始めたばかりの子達だよ」と中堅ごときが他人事で上から目線で見るのは大変な思い違いです。いつなんどき何人たりともこの淘汰のくびきから抜け出すことなど出来ません。

粛々としてブログを継続するのは難行です。PVとかCVとかUUとか言っているのは、そういった危機感を十分持った上で口にするか、或いはブログとは区別してネタとして語ればいいのです。そうこう口にしてられるのが華だと分かっていれば、そうそうそればかりに頭はいかないのが普通の筈です。(「語るな」なんて言っていない。優先順位の話。余命幾ばくあるかも知れずといった状況で折角のブログで他にやることあるんじゃないの…と言っています)

逆転した表現になりますが、すべからく全てのブログは常に淘汰されるべき存在です。その必然的淘汰に抗うと言うことは決して簡単ではありません。今が良ければ全てよしではコケたときに自分で立ち上がれません。そして、他の誰も立ち上がり直しを直接助けませんし、助けられません。

立て直しは技術か呪いによって成就する

ある程度の立て直し技術を持つ者と出力の因業を背負う者だけが立て直すのです。前者は技術、後者は呪い(前向きに考えるなら祝福)です。

立て直しの技術とは

立て直しの技術というのは確かにあるのです。これはいかに殴られなれているか、コケなれているかという経験のなすものです。簡単に言えば、「ブログ疲れちゃったなあ」と感じたときスパッと停止して気分転換してから戻ってくるといった心の管理の話です。

ここで経験が無い人は「更新しないと読者が離れる」「せっかく検索エンジンの覚えよく評価があがったのに勿体ない」「金、金、金くれよ金」と寝言をほざき始めます。最後の奴は今この瞬間に死に絶えて頂いても良いのですが「ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ」と言う歌も旧来よりありますから無碍にも出来ません。ただまあ、そうはいっても無理に継続技術が無い人が継続した場合の結末は大抵一緒で更新そのものが億劫でつまらなくなりブログ以外の事の方が楽しくなり自然に触らなくなり真実のブログの死を自らの手で実現させます

まず、疲れたら休む。それが一番大事です。その期間がどれくらいになるかはその人によりますが、気が済むまで休養する。それが基本中の基本です。短い人は数日で書きたいなあってことが出てきます。それが一週間、一ヶ月、一年となろうとも焦ってはいけません。焦ると嫌になります。Twitterか何かでもするなり、いっそネット絶ちをするなりすれば幾らだってやることはありますし、そういった刺激が結果的に出力したいという欲求に繋がっていきます。

自転車の乗り方は一回覚えればしばらく乗らなくても決して忘れずまた乗ることが出来ます。手続き記憶として身体が記憶しているからです。ブログの出力も同じです。一回その魅力を知り出力して共有する流れを覚えれば、どれだけ休もうと出力する内容を得れば戻れます。

小生であれば最大一年半ブログはお休みしましたが、結局ブログに戻りました。経験の無い人の寝言なんか寝言にすらならんと思います。また、2,3年生ごときの小童が「もう大丈夫」とか何を抜かすかとも思います。そういう台詞は累計10年単位になってから言え(*‘ω‘ *)。

呪いとは

はっきり言いますと別にブログでの出力などしなくても人間は生きていけます。と言いますか、今現在実際にブログで出力をしている人は世間一般からすれば十分変な人で一般的などではありません。アホでも分かる言い方をするならブロガーというのは一種の変態であり変質者です。既にして呪われています。

何に呪われているかと言えば、出力の楽しさに見初められているという呪いです。一度それを楽しいと感じてしまったからこそ、ブログを継続してしまうのです。まかり間違って素養が無い人がブログを開始したならばせいぜい数記事書いて「めんどくさい」と言って止めるのが関の山です。

幸か不幸かそこを「たーーーのーーーしーーー」と思う何かを感じる素養、周辺環境に恵まれていたなら、出力の因業に既に囚われているのです。本人が自覚していないだけです。

この呪いは先の立て直しの技術とは全く別次元の話で、一旦覚えてしまうと必ず芽が出てしまう非常に厄介な呪いです。本人が「もう出力なんてしたくない」と表面上口にしていたとしても、その実「身体が」「心の奥底が」それを決して許しません。自分の中に取り込む全てのものを嚥下して反芻して消化する段それぞれの段階で吐き出して見せつけたくなるのです。「うえー、汚え」と言われれば言われるほど見せつけぶつけたくなるのです。実に度しがたく迷惑な話ですが、これは呪いです。本人の意思でどうこう出来るものではありません。

もし、足抜け出来るならそれはそれで幸せなことです。人には向き不向きもありますし、なまじ呪われてしまうよりも健康で文化的で最低限度より上の生活を全うすべく七転び八起きする方が人として正解のような気がします。

更新に疲れたら休め!あと絶対消すな!!

とりあえず疲れたら休む。それが基本中の基本です。

更に絶対やってはいけないのはブログの削除、消去、非表示化です。もし、削除したり消去したら戻る家が無い!別にそれは自業自得ですし、新しく作るでも構いません。

でもね、読みに来る人にはあなたの都合なんて関係ないんですよ。普段から通って来ている人も、SNSから飛んでくる人も、他のブログからリンクで流れてくる人も、検索エンジンからやってくる人もあなたのブログが存在することを最低限期待してやってきます。それを裏切る行為は決してしてはなりません。(|出口|   λ....  ソンナノナカッタYO)

自分のものだから自分の勝手でしょ?だ??ふざけんな!!それでいいならローカルのメモ帳に書くなり、トイレットペーパーに書き付けて水洗で流しておけ!!!Webで公開して共有する時点でそれはあなただけのものではない。それくらいは理解して欲しい。

その上でどうするかは確かにあなたの勝手。好きに上手くやればいいし、出来れば楽しく生き残られればいいよね…と思います。

唐突ですがPokemon GO1周年おめでとうございます!

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去る7/22にPokemon GOはサービス開始から1年を経過しました。別にコイキングが死んだ魚の目をしているからアイキャッチに使った訳では無いのです。

1年頑張って尚現役の偉業をもっともっと評価すべき

そう。Pokemon GOは動き始めて1年を経過しました。当初の異常な熱気や節操の無い盛り上がりを知っている人は「まだあったの?」とすっとぼけた反応をするでしょう。とんでもない話です。あんたの糞ブログなんか全く目じゃないくらい現役だよ!!(というかブログでPVレベルでこれに伍する存在は世界を見回しても指で数えられます)

  • 150以上の国と地域で配信し、累計ダウンロード数7億5000万回以上
  • 月に1回以上起動しているユーザ数は6500万人(2017年4月時点)
  • 課金収入16年末までに約9億5000万ドル(約1070億円)
  • ゲーム内の拠点として追加登録された飲食店などの数は3万5000カ所以上

これは朝日新聞7/22朝刊記事からの引用です。規模のイメージがつきますか?現時点で世界で6500万人、日本で400万人(往事が1100万なのでおよそ30%)が現役で稼働しています。月に1回以上起動でゲームしているのかというツッコミはあるでしょうが、そもそも起動していないだろう人の数を思えばこれは決して無視できる数字ではありません。実際、利用者のうち36%は月25日以上起動していると言います。

単純に比較出来る話ではありませんが、大きいと言われるブログがせいぜい5000万PVであることを考えれば、単純に比較すればそれよりは上です(2011年のTIME紙で唯一日本からBEST BLOGにノミネートされたGIGAZINEの数値)。

色々ネタにはなったし今もなっている

当初の勢いがあったとき色々と周辺でやらかしがあったことも記憶にあるでしょう。

自治体がノリノリでまちおこしに使っていた

鳥取県では「鳥取砂丘をポケGO]で遊ぶ場所に」とPRした。しかし、ポケモンの出現内容を固定できるわけでも無く鳥取ならではと訴求するポイントも無く、初期の熱が醒めれば物珍しさだけの人寄せが継続できないのも道理です。昨年8月に来訪者が15%増えたが「ポケGOで遊ぶ人はほとんど見かけなくなった」(県の担当者)となった訳です。

一方、岩手、宮城、福島の3県や京都府などでは今春から、観光地の情報とゲームの拠点が書かれた地図の作成を始めたという新しい動きもあります。高い知名度のあるポケモンを使い、実際の場所との紐付けをしやすいという意味では、ゴルゴ13を起用した外務省の安全啓蒙本とも似て苦慮と期待を感じ取れます。

物議を醸す面もあるけれど

勝手に拠点を登録することが出来る点から、駅や宗教施設、原子力発電所、国会などが登録されて関係者から削除要請やクレームが寄せられました。

また、歩きスマホに始まり、自転車を流しながらの走りスマホ、果ては自動者、バイクに乗りながらのPokemon GOは社会問題となりました。昨年11月に一定速度以上は操作できなくなる偏向を施しましたが、その前段として頭のおかしい馬鹿たれがトラックや自動車で歩行者を殺傷したりしたのですから色々洒落になっていません。Pokemon GOではありませんが、歩きスマホは決して滅亡しませんし、絶望的に混んだ通勤電車でポチポチとゲームしている人も減りません。

ハッ!?歩きスマホへの怒りのあまり話が明後日の方向に…

えーとですね。閑話休題。要は継続は難しいし、Pokemon GOみたいに1年後もますます現役というのはもっともっと評価しないとね…という無理筋のぶっこみでした。

Pokemon GO一周年には他のエピソードもあります。


スマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」を開発・運営する米ナイアンティックは22日、シカゴで配信1周年を記念したイベントを開いた。会場となった市内の公園には約2万人のファンが集まったが、通信障害などが断続的に発生。ゲームを楽しめない参加者が続出したため、入場料の返金を決めるなどトラブル対応に追われた。
確かに大変だったとは思うのですが、そこは流石の運営で「速報:まさかの『詫びルギア』爆誕。ポケモンGOイベントで大規模障害、出席者には全額返金と詫びコインも - Engadget 日本版」などと問題を逆手に取る老獪さを見せていました。それもそれで凄いですが、一番気になったのはその現役ぶりです。

会場周辺には午前10時のイベント開始前から長蛇の列ができ、世界各地の老若男女を熱狂の渦に巻き込んだ1年前をほうふつとさせた。

息子と参加した医師のケイシー・ピータースさんは南部オクラホマ州から車を10時間運転して駆けつけた。「配信開始直後から楽しんでいるが、健康にもいいし、患者にも勧めている」と笑う。この日のために3時間かけて手作りしたというモンスター「コイキング」の帽子をかぶり、「伝説のポケモン」とのバトルなどを楽しんでいた。

日本のヲタクも並々ならぬ変態が多く存在しますが、この愛されぶりを見るに愛に国境は無いなと薄っぺらい小生は思ったりするのです。

終わりに

何度でも言いますし書きます。ブログは継続こそが難しい。継続してなんぼです。

そして、継続とは数時間、数日単位の話ではありません。あなたが生きている中でどれだけ出力に関わって時間を費やすかです。あなたが思っている以上に出力は難しい。でも、ああなたが思っている以上に出力は楽しく、多くの人に役立ち愛されます。少しでもあなたの琴線に触れる部分があれば、小生このエントリを書いた甲斐があります。

蛇足ですが、「ブログ再開のお知らせ - オモロク」に目を通しほんのちょっぴり毛先ほどですが心の檻が取れた気がしました。相田ケイさん、おかえりなさい。あなたが本当の変態になるかどうかは誰にも与り知れないことだけれど、出来れば今後も一緒に楽しめたらと思います。