Publish while resting-ぐだぐだわーくす

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覚悟完了?日本のブログもそのうち統制対象となるのかもしれないね

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こんにちは、DACです。

今回は言論の自由のお話です。まあ、あんまり難しいお話に持って行かず寝言レベルで済ますので身構えずにどうぞ(*‘ω‘ *)。

世間話的寝言から始めます

いやいや。ここ最近国外情勢が動きまくってて、先行きがわかりきった明日の内閣改造なんて「( `д´)ペッ」って感じです。民間登用を中心にするとか、いっそのこと今井や豊田などのイロモノを閣僚にしたら二日間くらいネタに出来そうと思うものの流石にそこまで後先考えない動きも出来ません。

まあ岸田さんが政調会長といった党務を希望するだろうことも野田聖子さんの頭を押さえるために党務につけるだろうことも大方予想済みでしたし、小泉進次郎や石破はここで芽を潰されぬよう動くのも自明でしょう。

まあ、適当に待っている連中を放り込みつつ安牌で押さえるくらいしか手が無いと思います。小野寺さんの起用、断られたけど伊吹さんというのも手堅いし、今の体制で出来ることはしたって言う感じですね。つまらないけど…。

でまあ、何が面白いって色々あります。

( `_ゝ´)ムッチー10日で死す

まずトランプ政権ではスカラムチの10日天下。スパイサーやプリーバスをFワード連発で罵倒しまくって辞めさせるという荒技で大物喰いをしたダサいサングラスのナイスガイですが、やはり下品すぎました。次はバノンに手を出そうかとワキワキしていたところをあっさりケリー新首席補佐官就任5時間後にクビです。

こんなギャグみたいな政権が存在しうること自体アメリカ国民の恥だと思いますが、選んじゃったものはしょうがないですね。まだまだこれから先目が離せません。

南アフリカもまあ香ばしい

南アフリカというと偉大なる故マンデラ氏によるアパルトヘイト無血撤廃、それでも残る血の闘争と色々大変なお国柄です。現大統領であるジェイコブ・ズマといえば汚職、蓄財、格差拡大と色々問題ありまくりで不信任投票されつつも図太く生き残るナイスなおっちゃんです。こういう人は完全に開き直っているから殺されかけても死なないタイプです。

その足下では日立対三菱で火力発電所の金をどっちが払うんだ醜聞で大騒ぎ。いずれも他の電機メーカが終了したり息絶え絶えの中V字回復だので安定の象徴だったところが仁義なき戦いとなっているので大笑いですね。とはいえ、肝心の南アフリカの発電所なのですが、そちらの現状の運営状況についてはとんと情報が出てこないのですがこれもまた不思議だなと気になっています。

混迷を極めるベネズエラ

はい。もう国家として終わりかねない状態なのがベネズエラです。一時期は石油立国で南米で最も豊かな国の一つだったのですけれど、原油価格低迷なのに原油頼り、加えて反米左派で外資嫌いの大統領が数代続いていますから経済的に困窮しています。ただ困窮するだけならまだしも政情不安定で、近隣に難民として大量に出て行くわ、大統領が権力にあかせて憲法を好きにするわ、反発する野党と国外勢力がわあわあやるわでひっちゃかめっちゃかです。

先日には大統領派の一段が銃やら棍棒やらひっさげて国会に殴り込みをかけて野党議員をフルボッコにしたり、反大統領派の警察のイケメン君が警察ヘリで上空から手榴弾を投擲したり。何が起こるか想像も付かないくらい無茶苦茶な状況です。マドゥロ大統領凄いなあ。

それ以外にも

まあ当然中東は安定しません。色んな意味で。単純にカタール、イランvsサウジ・UAE包囲網という構図もアレなんですが、IS絡みでシリアは相変わらずですし、飛び火したフィリピンも相変わらずです。

日本の報道機関では断片的散発的にしか伝えませんけれど本当に色々あります。パキスタンのシャリフ失職(って言って良いのか?)以降の国内情勢は安定していませんし、それをジッと見ている周辺国の視線も気になります。

習国家主席が血道を上げる一帯一路の動きはその路線上にある全ての国家に影響を与え、果てはアフリカ各国にまで及びます。ここは民間側の動きと連動している部分がとても根が深そうなのでもう少し時間をかけて見たいのです。実質植民地化に近い視点で流れを作ろうとしているいるように感じますし、想定がユーラシア大陸だけに留まっていないことがとにかく怖いですね。

閑話休題

はい。まあ他国の状況を笑いのネタとして消費することが不謹慎なことは先刻承知です。平和な国に生きているからこその奢りですね。まあ、抜き出しただけでこういう状況が同時並行で日々展開しているんで国内の瑣事は程々になんとか納めてマシになってくれればと思う訳です。

正直上記したようなことは決して他国ごとでは済まないくらいには近隣の状況は悪化の一途を辿っていますから、糞みたいな右だ左だといったネタで遊んでいる状況では無いのです。

日本のブログもそのうち統制対象となるのかもしれないね

でまあ、うっすい世間話的な寝言はさておき本題に入りましょう。まあ、寝言なのでこれも薄いですがね(*‘ω‘ *)。ネットの自由というのは個人レベルでは頻繁に出てきます。おおよそ大抵は青臭くも甘酸っぱい哲学的かつ詩人的な垂れ流しで「自由に書きたいのに書けない」だのレベルなので放っておけば良いのですが、今回のネタは国家統制レベルでのお話です。

中国では今まさにこの瞬間ブログが消されまくっている


中国のニュースサイト大手、捜狐や騰訊控股(テンセント)など4社は1日までに、合計で1000件以上のブログなどのアカウントを閉鎖した。中国メディアの大半は共産党の「喉と舌(代弁者)」と位置づけられるため、国民の多くはブログなどを情報収集の手段としている。今秋の共産党大会を控えて言論統制を強化する中国当局の狙いが透ける。
要はお国にとって余計なことを書かれると邪魔だから消しちゃえと言う当局側の動きですね。まあ、危険を察知(忖度?)して自分から閉鎖する民間企業や個人も決して少なくないと思います。

日本でもメディアを敵視したり興味が無い(理解が及ばないだけだろうけど)といってブログとか出所の怪しい物しか見ない人が沢山いますけど、中国の場合はそんな贅沢な状況じゃありません。日本では首相が「読売新聞を読んで」と言い放ち「読売新聞は政府広報誌?!」ときゃあきゃあ騒ぎました。

でも、日本の新聞というのは右左は確かにあって偏向気味な社の方針の影響は受けますけれど、事実は事実として報道するので一定の信頼はおけるのです。少なくとも証跡のはっきりしない寝言だらけのブログ(例えばここ)とは比較にならないくらい信頼すべき物です。

そもそも一次情報を入手しそれを形にして広く伝達することを個人が代行できるかと言えば不可能です。職業的な専業のライターは個別案件は深く追えたとしても面的に継続的に広く事物を抜けもれなく拾い続けるとなると旧来メディアに代替する物は存在しません。キュレーション?バイラル?そんなものは二次以降の寄生虫か半端なゴミの生産者でしかない。

一方、中国においては一次情報が完全に国家体制に直結しています。それ以外の情報となるとブログくらいしかない。国外の情報が見られればバランスを取れますが、それも規制ないしは遮断されているわけです。そこでブログもとなるとこれはただでさえ頼る物がか細いのに全てを取り上げる状況となってきている訳です。

理由なんかどうでもいい、有害と決めたから有害

体制側の言い分も凄いですよ。


北京市インターネット情報弁公室は7月中旬、利用者がブログなどのアカウントを開設して自由に自分の意見を表明したり、写真、動画を掲載できたりするサービスの運営企業大手7社の責任者を招集した。その場で「デマや低俗な情報を流している」と判断したブログなどの閉鎖を指示。4社が1日までに対応状況を公表した。

ニュースサイトが主力でブログも運営している捜狐は「当局から政策を曲解し、党や国の歴史を歪曲(わいきょく)する内容があるとの指摘を受けた」として、637件のアカウントの閉鎖を発表。テンセントは198件の閉鎖と107件の停止を発表した。ニュースのまとめサイト「一点資訊」を運営する企業は92件を閉鎖し、673本の文章を削除。ニュースサイト「今日頭条」を運営する企業は51件を停止した。
いやいや、何をもってデマや低俗や曲解、歪曲といっているのでしょうね?恐らく理由の開示なんかありませんね。それは国家の意思であり、いわば国家機密なのですから国民に開示するいわれがないのです。

終わりに

中国だからとか言い出すのはやめましょう。

「中国だからこうなんだ、日本は大丈夫。関係ないよ。」多分多くの人はこう思うし口にします。でも、そういうのは何の保証にもなりませんね。政情不安に陥っている国や権力集約的な国では大抵政府の一存でこういった状況で起きるって言うのはお約束と言えばお約束です。

一方で民主化した国でも安泰というわけでは無いのはアメリカを筆頭に危険な状況に陥るまで大して時間を要しないのは歴史的に実証されまくっています。日本だから安心とかそれこそ寝言じゃ無くて妄言です。

寝言が好きに吐き出せて楽しくゆるーくやるためにも色々考えたり調べたりが必要だと思いますよ(*‘ω‘ *)。