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そろそろ単にポチポチするだけの味気ないはてなスターは卒業したい

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はてなスターはいいですよね、お手軽で

いや、本当に。ブックマークに比べるととりあえず読み終わったところでポチポチ押せるからとっても簡単。気楽に足跡を残すことが出来る。

極端な話、読んでいようが読んでいまいが出来るくらい簡単。

でも、はてなスターってお手軽な分味気ない

こう感じない人もいるでしょう。でも、自分はそう感じちゃう。自分の記事でもらう場合、他の人の記事につける場合の両方でです。

自分の記事でもらう場合

本来貰うだけで有難い

「貰う立場で何注文つけてるの?つけてもらうだけで有難いじゃない。」と言われてしまいそうですね。それは確かにそうなのです。

実際、ブログを書いていて閲覧者の反応が見えないというのはジワジワと経時的に精神力を削られていきます。そういった中で「読んだよ!」的なスターがつくと、「あ、読んでくれたんだ」と分かって息を吹き返します。沢山増えればモチベーションもアップします。色付きスターをもらった日には「こりゃ、凄い。ありがたや~」と祭り上げたくすらなります。

でも、やはり味気ない

というのも、星がついていてもそれがどういう意味付けを持つのか分からない。ポジティブに捉えればそれで十分となるのだけれど、自分は貪欲です。

このエントリを読んでどう思ったのか、どう感じたのかを知りたい。もっと単純化して賛成・反対の二択でも構いません。或いは、文章の中のどこが琴線に触れたか、どこが気に入らなかったか…という部分が分かるようにしたいのです。可能であれば、そこから対話に結び付けたいという欲求が凄く強いのです。

ブログのエントリは一方的に投げかけるもの、閲覧も勝手に見て通り過ぎるもの、そういう使い方も当然あるでしょう。ただ、自分はそうではないのです。面倒と言えば面倒なのでしょう。

けれど、ピッチャーが球を投球したけど、それを捕球するキャッチャーがいない。球を打ち返してくるバッターもいない。応援したりヤジを入れる観客もいない。例えてみれば、そんな感じの殺風景な味気なさを感じるのです。

自分が他人の記事の反応をする場合

自分の言葉を具体的に形にして伝える

何かしらの形で相手に伝えようとすることが殆どです。

とても気になったり、心が揺さぶられる内容であれば、自分の考えを纏め、時には統計を確認したり、ニュース記事を参考にしたり、書籍を当たったりしたうえで自分のエントリにして言及をします。最近で言えば、以下がそういう反応の例です。
dac.hateblo.jp

そこまでいかなくても思うところがあれば、はてなブックマークコメントか、直接相手のエントリのコメントをします。ただ、これも状況次第の使い分けをすると後から収拾が付かなくなるので、自分の考えの履歴性を考えるとはてなブックマークコメントに統一しようかなと考えているところです。

コメントに至らないエントリへの反応に困った

そもそも興味もわかないものについては反応をする必然性がありません。ですので、以下は興味は湧いて面白いと思ったけれど、コメントを形にする閾値を超えなかった場合の反応です。

それでも、この文章の中でここやあそこは気になった、面白かった、ちょっと違和感を覚えたみたいな点は出てきます。それをどうにか伝えたいと思うのです。その際、ただのポチポチはてなスターでは駄目です。ですから、これまではそういった領域の内容があっても反応しない、反応できないというのがちょっとした悩みでした。

これからは引用はてなスターを使うことにします

調べてみると、昔からある機能なのですけれど今の今まで知りませんでした。

引用はてなスターとは

文字通り対象のエントリの中で気になった部分を引用し、指し示すように紐づけてスターをつけることが出来る機能です。

PCで引用スター

通常、引用はblockquote要素やcite要素などを使って自分の記事中に対象の記事の一部を引用するのですが、これは毛色が違います。スターをマウスオーバーした際に表示されるツールチップに引用個所が表示されます。同時に引用された箇所が薄黄色にハッチングされます。ですから、正確には引用と表現するのは微妙で紐づけお知らせ機能です。でも、この機能を使えば、比較的手軽に自分が何に注目したかをそのエントリの筆者に伝えることが出来るのです。

help.hatenablog.com

対象とする部分を選択して、引用スターボタンをクリックするだけ。凄い簡単です。スターの性質として何個でもつけられますから、複数個所も指定できます。どうしても自分のコメントを付け加えたいなら、スターは不適切で前述の方法に切り替えればいいのです。

スマートフォンでも引用スター

スマートフォンでもこの機能は使えます。
staff.hatenablog.com

実際に数カ所AndroidのChromeでやってみましたが、出来るところと出来ないところがありました。特に画面下にポップアップするタイプの部品をカスタム配置している場合、引用のめのパネルが表示されないようです。もしかすると表示していても被さってしまっているのかも…

実例

例1.多肉LOVE!!!!

超可愛い多肉植物のエントリを見て、ポチリと引用してみました。
www.mitsu.jp.net

こちらの記事のこの部分にウズウズ来ました。

なんと先端が割れてきました、ということは, もしかして開花準備中???

多肉植物また買ってしまった(´・ω・`) - 思った事なんでも書いちゃうブログ

引用スターをするとこうなります。
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多肉、癒される…。花見たい!乞う追加情報!!と引用スターで足りないところはこちらに書いちゃったりして…。

例2.うぷぷ…あるある!

www.nych87.com

デリカシー0どころかマイナスの引用実例で、id:nych87さんには大変申し訳ないです。でも、心動かされたというか、ツボ過ぎて噴き出した部分なので…。

ちょっと太った?とかはすぐ気づくのに。 ちょっと太った?とかはすぐ気づくのに。 ちょっとふとtt(以下略)

のっぴきならない事情と、まつエク。 - にーちの趣味ぶろ

引用スターをするとこうなります。
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それと、これは複数行でもしっかり引用できる例です。(ここを切り出した言い訳じゃありませんよ。)男女関係ではよくあることですが、自分も肝に銘じねばと思いましたとも!!

それはそうと、おめでとうございます!(…とえらく離れ業的に反応)

昔々語られたブログスフィアまではいかなくとも

まなめさんが語っていたような、エントリ同士の衝突や協調による化学反応の中に身をゆだねたいのです。
dac.hateblo.jp

こういった流れは意図して作るものではありませんが、道具立てとして素のはてなスターポチポチは弱すぎて使い物にならない…と自分は思い込んでいました。そこで、そろそろ単にポチポチするだけの味気ないはてなスターは卒業して引用スターの活用をしていこうと決めました。

蛇足ですが、他の人がどうはてなスターを使うかは全く考慮していませんし、干渉するつもりが全くない(内心の受け取り方は書きましたが)ことを付記しておきます。